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欧州、地方独自ルール

「あんたたちの作法では招かれたお客が話をして楽しませるんだったな」と白巻貝。
「どういうお作法?」綿帽子は驚きました。
「そういうところもあります」
「聞いたこともないわ。『話をして楽しませる』って難易度超ハイレベルじゃない?」

数が同じだからさ

「願い事3つっていうのは仏の顔も三度までと関係がありますか」
「仏? えーと、それが願い事なら調べてくる」
「願い事はいいわよ、ゆっくりお茶にするのが願い事」
綿帽子もラベンダーモーブも、妖精がニンゲンに願い事しか言われたことがないのがよーくわかりました。さっさとすませてしまおうと思っているのも。

かなわなくてもかまわない

「あと二つ」
「このフレンチマカロンと奥州ピーナッツマコロンを食べ比べること」
「胡瓜とツナのサンドイッチとトマトとチーズのサンドイッチのどっちが好きか述べること」

フレンチマカロンは色と形に気をとられる

ピーナッツマコロンは素朴で優しい味なのです。ざくざく齧るとほろほろ砕けて溶けていきます。
「欧州マカロンは嘉味(かみ)、奥州マコロンは滋味」と白巻貝は言いました。短い感想です。

百年の拒食

「ちょっとあのさ」と白巻貝は何か言いたそうです。
「なんですか」と新橋色(しんばしいろ)
「もう一人連れて来ていい?」
「もちろんいいわ。お友達?」と綿帽子。
「いや、姉。ここ百年くらいモノも食べなくなってるから」と白巻貝。

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